ヨーグルトと乳酸菌ナビ

牛乳の栄養

牛乳の栄養というと、真っ先に「カルシウム」をイメージする人は多いと思います。

 

ですが、牛乳に含まれている栄養は、「カルシウム」だけではありません。

 

タンパク質や乳糖、脂質などがバランスよく含まれています。

 

毎日の健康維持のために、牛乳や、牛乳を原料とする乳製品を
しっかり摂りたいですね。

 

牛乳のタンパク質

 

牛乳に含まれているタンパク質は、必須アミノ酸の含有バランスに優れています。

 

他の食品で摂りにくいリジンというアミノ酸もたっぷり含まれています。

 

また、牛乳のタンパク質の80%にも及ぶガゼインは、
免疫力を高めるなど、様々な効果があることも分かっていますし、
残りの20%のタンパク質の中のホエイにも
免疫力を高めたり、骨を丈夫に強くする働きがあると考えられています。

 

良質なタンパク質を含む牛乳、毎日摂りたいですね。

 

牛乳の脂質

 

牛乳の脂質のほとんどを占めている脂肪は、
タンパク質を主成分とした膜に包まれています。

 

そして、脂質同士がくっつかない形で分布されています。

 

味には、コクがあり、
他の食品の脂質に比べて消化しやすいという特徴があり、
脂肪酸のバランスもとても優れています。

 

また、他の牛乳成分(カルシウム)の作用によって、
体脂肪として蓄積しにくいことも分かっています。

 

牛乳の乳糖

 

牛乳の炭水化物の99.96%は、乳糖(ラクトース)の形で含まれています。

 

乳頭は、哺乳動物の乳以外には存在しない炭水化物で、
とくに乳幼児には、重要なエネルギー源となります。

 

血液に取り込まれ、体の隅々に運ばれる乳糖は、
エネルギーになったり、
腸の善玉菌の栄養となり、腸内環境を整えます。

 

乳糖によって腸がきれいになり、腸内環境が整えられると、
体全体の免疫力を高めることができます。

 

牛乳のカルシウム

 

牛乳といえば、「カルシウム」。

 

カルシウムは、骨の成長に関わる大切な栄養素で、
牛乳の中にもたっぷり含まれています。

 

しかし、日本人にとって不足しがちな栄養素でもあります。

 

中高年以降、特に女性は、骨粗鬆症にならないようにするために、
消化吸収率の良いカルシウムを含む牛乳、乳製品を
毎日摂る習慣を身につけると良いでしょう。

 

牛乳のカリウム

 

カリウムというと、野菜や果物に含まれている栄養素のイメージですね。

 

しかし、牛乳の中にも含まれています。

 

カリウムは、筋肉の収縮や神経の伝達に関連する栄養素で、
体の中でナトリウム(食塩)とバランスをとりながら、
血圧の上昇を防ぐという大切な役割を担っているミネラルです。

 

スポーツで汗をかいた後にも摂りたいですし、
熱中症予防のためにも摂りたいミネラルです。

 

牛乳のビタミンB2

 

牛乳には、ビタミンB2が含まれています。

 

ビタミンB2は、脂肪を代謝し、エネルギーにする際に役立つ栄養素で、
皮膚や粘膜、髪などを若々しく保ってくれます。

 

そして、動脈硬化や発ガンの原因となる過酸化脂質を分解する働きもあります。

 

ビタミンB2は、加熱する事によって失われてしまいがちですが、
牛乳の場合は、丸ごと摂ることができるので、
健康や美容のために役立てることができます。

 

牛乳のリン

 

牛乳に含まれるリンは、カルシウムとのバランスで理想的に含まれ、
骨や歯の形成などの生命維持活動をスムーズにする働きを担っています。

 

牛乳のビタミンB群

 

牛乳には、ビタミンB2も含まれますが、
それ以外のビタミン、たとえば、ビタミンB1、B6、B12、
パントテン酸などのビタミンB群が比較的多く含まれています。

 

これらのビタミンB群は、単体でも様々な働きを担ってくれますが、
グループとなり、それぞれが協力しあって、
タンパク質や炭水化物、脂質の代謝をスムーズにするのを助けてくれたり、
赤血球や免疫抗体の産生に関わる強力な働きを担っています。

 

また、疲労回復にも役立ちます。

 

ビタミンK

 

牛乳には、脂溶性のビタミンAやビタミンKも含まれています。

 

特にビタミンKは、カルシウムが骨に沈着するのを助ける物質を
合成する働きがあります。

 

この働きがなければ、いくらカルシウムを摂っても骨を丈夫にすることができません。

 

しかし、牛乳であれば、カルシウムもたっぷり含まれており、
さらにビタミンKも含まれているので、
骨を丈夫にするのにとても効率的なのです。