ヨーグルトと乳酸菌ナビ

牛乳の力

牛乳は、ヨーグルトやチーズ等の乳製品の原料になります。

 

乳製品というと、最近は「乳酸菌」に注目が集まりがちです。

 

ですが、原料となる牛乳の力にも注目してみましょう。

 

牛乳は、子牛の成長に欠かせない食糧である。

 

古来、人間は牛乳を飲んで健康を維持してきた歴史がある。

 

牛乳は優れた栄養食品であり、栄養素密度が高い。

 

加熱殺菌された牛乳は、乳酸菌を含まない。

 

母牛の牛乳の栄養分

私たちは、牛乳を何気なく飲んでいます。

 

また、おいしく食べている乳製品は、牛乳からつくられています。

 

その牛乳を生産するのは、母牛。

 

母牛は、牧草を中心とした餌だけを食べて、
それを原料とし、体内で乳を作っています。

 

しかも、妊娠・出産を経た一定期間のみです。

 

生まれた子牛は、当然、母乳だけで育ちます。

 

この母乳には、成長に必要な栄養分がほぼ完全な形で含まれています。

 

私たちヒトは、その天然唯一の食糧である牛乳を、
自分達の栄養源として、母牛から頂いているのです。

牛乳は理想的なバランスに優れている

牛乳は、「優れた栄養食品」と呼ばれます。

 

牛乳の栄養をみてみると、
3大栄養素である「糖質」、「脂質」、「たんぱく質」、
そして、ビタミンやカルシウムを中心としたミネラルもしっかり含まれています。

 

また、100kcalあたりの栄養素量(栄養密度)をみてみても、
牛乳は栄養素密度が高い食品です。

牛乳の栄養のマイナスポイント

牛乳に含まれるミネラルとして、鉄、ビタミンC、食乙繊維が
全く含まれていない、或いは少ないという点が、
牛乳の栄養に関するマイナスポイントです。

 

ただし、食物繊維は、豊富なカルシウムの吸収を阻害する性質があります。

 

ですから、牛乳を飲むときに、敢えて別の食品で補わないようにしたほうが良いそうです。

牛乳には乳酸菌が含まれない

製品としての「牛乳」は、牛から搾った生の乳を加熱殺菌します。

 

ですから、一般に販売されている牛乳は、乳酸菌を含んでいません。

 

生の牛乳は、本来は、乳酸菌を含む色々な菌が生きていますから、
そのまま放置すると発酵します。

 

ヨーグルトやチーズの製造は、
牛乳のこのような「放置すると発酵する」という性質がきっかけとなって始まったそうです。